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ヒデミツの政

北方ジャーナル2009.OCTのクローズアップ 佐野秀光 新党本質代表の特集記事2【Vol.6】

カテゴリ:ヒデミツの政

さきの第45回衆議院総選挙において比例代表北海道ブロックから出馬した佐野秀光新党本質代表への単独インタービュー記事が時代を撃つ北の報道・評論誌「北方ジャーナル」2009年10月号に掲載されました。その主な要旨をご紹介します。

 受かるための出馬ならず−。そう明言する若き佐野代表の訴えは、一見して過激なものばかりだった。だが、いずれも決して奇を衒ったわけではなく、思うところを包み隠さず述べていたに過ぎない。政策そのものが受け容れられるかどうかで勝負したという意味では、極めて真っ当な選挙活動だったと言えるだろう。

小5で作文、「年金破綻する」

−それで、このマニュフェストなんですけど......。
「はい、『自殺するなら臓器提供しようよ』とかですね」

−そうです。まあ、かなり素直だとは思うんですが、素直過ぎるというか身も蓋もないというか。
「いろんなところで公表してるんですけど、実はぼく自身が臓器提供を待っている身なんです。小児糖尿病という珍しい難病で、1日5、6回のインシュリン自己注射を一生続けなくてはならない」

−移植を待つ立場からすれば、自殺していく人たちの臓器がもったいないと。
「いえ、別に自殺者の臓器を欲しいというわけではないんです。要は、健康な身体を持っていながらなんで簡単に死んじゃうんだよ、と。生活苦から仕事の悩みか人間関係か、どんな理由なのかは知らないけど、そんなことで死んでんじゃねえよ、と。死ぬような苦しみを抱えて必死で生き続けてる人間に対して失礼じゃないか、っていう」

−たしかに、自殺者は今世紀に入ってから急増してます。
「年間3万人以上ですよ。交通事故より多いんですよ」

−しかし、自殺に異を唱える一方で安楽死を認めるようなマニフェストもありますよね。
「これも似たような皮肉というか、電車に飛び込んで大勢の人に迷惑かけるぐらいなら、臓器を残して安楽死したほうが人のためになるよ、というメッセージです。あと、もう一つの理由として、不治の病で手の施しようがない患者さんや何十年も病床にあるお年寄りに、自己決定による安楽死という選択肢を与えてもいいじゃないかという意味もあります。これはかなりの支持をいただきましたよ。高齢の方たちからの応援がものすごかった。団地とかに行くと、車椅子の人もわざわざ出てきて『頑張ってくれ』って。病院の前なんか、ものすごいリアクションでした」

−ふつう、病院の前って音量絞ったり、ちょっと遠慮しますよね。
「ぼくは、敢えて病院前に駐めて演説しましたね。マニフェストの中に『医師の公共財産化』というのがありまして、つまりは誰でも平等に良質な医療を受けられるようにしようということも訴えてたんです。極端な話、高額所得者は医療費全額負担、お金のない人はタダ、とね」 

−それに則ると、佐野さんは全額負担ということになりますが。 
「何年か前に『今の制度はおかしい』と思って以来、全額負担してますよ。月初めに『保険証見せて』って言われるでしょ。あれがどうも不愉快だった。お金とれるって保証がないと診てくれないのか、だったら全額払ってやるよ、っていう」 

−なるほど。同じ理屈で、お金ない人はタダでも診てあげるべきだと。
「所得に応じた負担を設定すべき、ということです」 

−それはたしかに、お年寄りに歓迎されそうだ。 
「スタッフも驚いてましたね。選挙カーが目立つから若い人が集まるだろうというのはある程度予想してたんですが、高齢の皆さんからの支持は予想以上だった。...あと、公務員の人たちからも大喝采」 

−「給与引き上げ」の主張がウケて。
「道庁前で演説やったら、もう握手攻めですよ。激励のメールも、道職員からバンバン届いて」 

−なんでまた、人件費を上げようという。
「そのほうが却って無駄がなくなる。これは本気でそう思っています。見せかけの給与カットなんて、実際には何の効果もありませんよ」 

−少なくとも、思ってても口には出せないことになっていますね。
「ただ、政治家については逆ですよ。議員報酬は減らすべきだと思います。報酬は減らして人数を倍にして権力集中をなくす。」 

−それも、あまり聴かない意見です。
「何でもそうですけど、『もしかしたら違うんじゃないか』『ほんとはこういうことなんじゃないか』ってことは、政治家ほど口にしませんね。官僚は官僚で、都合の悪いことはひた隠しにする。公的年金の破綻がいい例です。ぼく、年金制度について作文書いたことあるんですよ、『これは絶対にいつか成り立たなくなる』って。小学5年生のころ」 

−おお。その通りになってます。 
「うちのおばあさんとか母親とかが、やたら『年金はありがたい』って言ってたんですよ。『払った以上に貰えるなんてねえ』とか。それをいつも耳にしてて、子供ながらに『どうもおかしいぞ』と。誰かが得をしてるんなら、誰かが損をする筈だと。そういう疑問から始まって、いろいろ調べたり、考えたりした結果、『絶対に成り立たない』と。『これは国を挙げてのネズミ講だ』って。当然、役人も当時からそんなこと知ってた筈ですよね。でも、最近まで決して認めようとしなかった」 

−国民も気づかなかった。 
「まさしく気づかなかった。マスコミもまったく追究しようとしなかった。」<次号続く>