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ヒデミツの政

北方ジャーナル2009.OCTのクローズアップ 佐野秀光 新党本質代表の特集記事3【Vol.7】

カテゴリ:ヒデミツの政

さきの第45回衆議院総選挙において比例代表北海道ブロックから出馬した佐野秀光新党本質代表への単独インタービュー記事が時代を撃つ北の報道・評論誌「北方ジャーナル」2009年10月号に掲載されました。その主な要旨をご紹介します。

 尊敬する人物は「父親」。その父は、いつも三つのことだけを言っていた。「とにかく日本一になれ」「人が右と言ったら左を向け」「"大人"に好かれる人間になれ」−。商売は要領よく、政治は愚直に、の信条が生まれたのは必然だった。その父は昨年1月に世を去り、息子の出馬を眼にすることが叶わなかった。

日本で最も撮られた選挙カー

−変わった教育方針だったそうですね。
「テレビのニュースを毎日みせられて、『今日はキャスターに文句を言え』とか『今日は褒めまくれ』とか言われるんです。ちょっとでも突っ込みが甘かったりすると、すぐ叱られる。叱られるのが厭で、そのうち誰よりも先に新聞を読むようになりました。朝早くから町をうろうろして、読めない漢字を見つけたら近所のおじさんに訊いて」 

−気づくと政治を志してたと。のちに病気になってからも、挫折には到らなかった。
一生治療が必要だと知って、一時期はかなり絶望しましたけどね。それこそ死にたいと思ったこともある。実際、同じ病気の友人たちが何人も自殺してるんです。病気そのものに加え、ひどいいじめに会ったりとかの辛さに耐えきれなくて」 

−病気は、いわゆる指定難病にはなってない。
「じゃないですね。ずっと原因不明で、誰がいつ発症するかわからない。これも運命と受け容れるしかないですよ」 

−選挙を意識し始めたのはいつごろなんですか。
「十年ぐらい前から、『自分がいなくても会社が回る体制をつくっていこう』と意識し始めました。ちょうど創業20周年の今年になって、目途がついたという感じです」 

−スーパーカーを使ったりとかの方針も、もともと決まってた。 
「ていうか、単に自分の車を選挙に使ったっていうだけ。余計なお金かかんないし、目立つし、一石二鳥だと。人件費もほとんどかかってません。街を走ってたら『ハマー運転させて!』とか『カウンタック乗せて!』とか、若い人がどんどん集まってくる。『乗ってもいいけど手を振ってね』って言って、気づいたらボランティアの運動員になってた、という。今どき、仕事休んで選挙運動なんて利益誘導あるとしか思えないでしょ。うちは完全ボランティアで、黙ってても『乗せて乗せて』って」

−あの車と「本質」の名前は、強烈に記憶に残りますよ。
「たぶん、こんだけ写メ撮られた選挙カー、ほかにないでしょうね」 

−来年は参院選がありますけれども......。 
「もちろん出ますよ、新党本質で」

7,399票の中に、自身や親族の票は含まれていない。住民票を東京都内に置いたままだったからだ。投開投票日の8月30日、札幌市北区の選挙事務所は午後8時を回ってももぬけの殻だった。
「得票数はともかく、当落ははっきりしてましたからね。みんなと一緒にススキノで飲んでました」
 10歳代からそつなく世を渡ってきた起業家は、たしかに政治の舞台ではあまりに正直だった。言葉通り、来年の夏にはまたどこかで彼の名を見かけることになるだろう。
「次は100パーセント自民の勝ちでしょう。ぼくが自民に?ないない。200パーセントありません」
 やはり「受かればいいってもんじゃない」という考えは、ぶれることがないようだ。
「ぼくの考えに近い人たちが投票してくれたら、それが本望。それこそが健全な民主主義じゃないですか」